■   　　政治データ分析　　　■
　■　課題5 従属変数について　■

2005年衆院選データにおける「政党支持強度」の、変数再構成の一例を紹介します。ここでは、再構成の手続きを、以下のように定めます。

(1)Q20で支持政党を回答した場合は、
・Q20SQ1で強い支持(コード「１」)なら、newstrn＝2
・Q20SQ1でそれほどでもない（コード「2」）なら、newstrn＝1
・Q20SQ1でDK・NA（コード「3」）なら、newstrn＝9として欠損値
(2)Q20で「支持なし」（コード「10」）と回答した場合は、
newstrn=0
(3)Q20でDK・NA（コード「11」）の場合は、
newstrn=9として欠損値
以下、シンタックスです。

*ファイルを読み込んだあと、下記のシンタックスを実行して、支持強度を表す新しい変数newstrnを作成します.
if (partstrn=1) newstrn=2.
if (partstrn=2) newstrn=1.
if (partstrn=3) newstrn=9.
if (partsupt=10) newstrn=0.
if (partsupt=11) newstrn=9.
missing values newstrn (9).
*値ラベルを付けます.
value labels newstrn 2'強い政党支持' 1'弱い政党支持'  0'Q20で支持政党「なし」'.
*newstrnの分布を確認します.
freq newstrn.